ポリクリの手術見学が大変な3つの理由と対策【きつい&つらい】

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ポリクリで外科を回っているとメインの実習となるのが手術見学です。
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外科医の先生方の素晴らしい手技や、オペチームの高いチームワークを見学できる貴重な実習です。
僕自身、実際に手術を生で見ることで、多くのことを学べました。
しかし、ポリクリをしていると
「手術見学きっっっつ!!」
と数多く聞きますし、僕自身も何度も口にしました。
この記事では、手術見学が大変な理由を以下の3つに絞って書いていきます。

・見学時間が長い
・足腰が痛くなる
・ご飯が食べられないことがある

そもそもポリクリってなんだって人はコチラ!

★見学時間が長い
多くの学生がオペ見学を苦手とする理由に、
見学時間が長いという事があります。
中には2〜3時間で終わる手術もありますが、多くの場合が5時間以上の長時間の手術になります。
僕は朝から深夜まである手術を見学させて頂く大変ありがたい機会に数回恵まれました。
外科に興味がある学生の中には、長時間オペでも全く苦にならないという方もいますが、多くの学生は大変な思いをします。
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先生が解説してくれたり、話しかけてくれる科は勉強になり、比較的早く時間が過ぎます。
しかし、無言で黙々とオペが進んだりする科では、時計の針が止まったような感覚に陥ります。
術野外で見学する場合は、壁際にいると術野がなかなか見にくいこともあり「学生いる意味ある!?!?」と心の中で何度も叫ぶことになります。
対策としては、先生に積極的に質問や話しかけて時間感覚を狂わせましょう。
先生が寡黙なタイプの場合は、諦めましょう。
時には諦めも大事です。
★ 足腰が痛くなる
手術見学できついと感じる大きな要因の1つに、長時間立ちっぱなしによる足腰の痛みがあります。
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オペ見学は、同じ姿勢で長時間立ちっぱなしになります。
そうなると、足腰の痛みは必発です。
足の裏、足首、ふくらはぎ、太もも、腰に痛みを抱えながら手術を見学する事になります。
腰痛持ちの方は特に辛い時間になります。
僕も、オペ見学が始まってすぐに足腰の痛みに悩まされて、履き心地の優れたスニーカーや靴下をわざわざ買いました。
しかし、対策をしても長時間の手術では足腰の痛みは出てきます。
生理的反応はお金では抑えられないことを学びました。
約2年間のポリクリを通じて僕の椎間板に一生癒えないダメージが残りました。
前述のように、解説がなく無言で黙々とオペが進んだりする科では、ただ足腰の痛みと闘う時間になります。
僕は「自分はMだ。この痛みは気持ちいいはずだ」と最終的には自己暗示をしてこの苦しみを凌いでいました。
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対策としては、身体が慣れるのを待ちましょう。
足腰の痛みが限界を超えると、じんわりと暖かい感覚が広がっていきます。
その境地に達すれば、後は快感です。
★ご飯が食べられない
オペ中にお昼ご飯が食べられないことが地味に苦痛となります。
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大半の場合は、指導医の方が「お昼に行っておいで」と言って下さるのでお昼ご飯を食べることができます。
しかし、「俺達も食べられないんだから学生も同じだろ」派の指導医についている場合や、
指導医の方が学生の存在をすっかり忘れている場合はお昼抜きになります。
その場合は、12時ごろになると手術室内の時計をチラチラ見ながら「お昼に行っておいで」待ちが始まります
特に術野に入って見学している場合では、こっそり抜け出して食べに行くことも出来ないので、白目を剥きながら手術見学を続けることになります。
対策は、先生に昼ご飯食べに行っていいか聞けるメンタルを持ちましょう。
それが出来ないなら、朝ご飯をたくさん食べましょう。
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