胃がんの99%はピロリ菌が原因だ
と知られるように
胃がんとピロリ菌の関係は強いものです。
そんなピロリ菌ですが
日本のピロリ菌は胃がんになるリスクが高い
と言われています。
日本と同様にピロリ菌を持っている人が多い
欧米やアフリカ諸国の胃がんを患う人は、
日本と比べて非常に少ないです。
近年の研究では
ピロリ菌は、
病原性を持つcagAという遺伝子が作るタンパク質を
胃上皮細胞に注入して癌を起こす
と考えられています。
欧米人から分離培養されるピロリ菌の約3割には、cagA遺伝子がありません。
しかし、日本人から分離培養されるピロリ菌のほとんどがcagA遺伝子を保有しています。
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地域によってピロリ菌の種類が異なり、
それにより胃がんの罹患率が変わるんですね。
ということで、
特に日本人はピロリ菌に感染していないかのチェックに気をつけましょう〜
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