「お屠蘇」って何?〜正月の風習〜

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こんにちわ。

正月旅行で温泉旅館にきています。
晩御飯のメニューの一番最初に「お屠蘇」というものがありました。
お屠蘇?屠る(ほふる)と蘇るって物騒なのか縁起がいいのかなんじゃそりゃ〜
となったので調べてみました。
お屠蘇:食前酒
一年間の邪気を払い長寿を願って正月に飲む縁起物のお酒」です。
おせちを食べる前に飲みます。
ざっくりとしたイメージは「お正月の食前酒」ですね〜
日本酒の場合もありますが、正式には、屠蘇散と呼ばれる5~10種類の材料を配合したようなものを漬け込んだお酒を用います。
ちなみに「屠」は邪気を払うという意味があり、「蘇」は魂を目覚め蘇らせるという意味があると言われています。
つまり、「お屠蘇」は邪気を払い生気を蘇生させるという意味なんですね。
お正月にお屠蘇を飲んで、一年の幸運を祈るんですね〜。
お屠蘇の作法
お屠蘇を飲む前
・元日の朝に汲んだ水(若水)で手を清める
・神棚や仏壇を拝む
・家族が揃ったら新年のあいさつを済ませる
★お屠蘇を飲む時

・朱塗りのお銚子と三段重ね盃(屠蘇器) を使う

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・全員が東の方角を向く
・年少者から年長者の順番で回し飲み
・三段重ねの盃で1杯ずつ3回に分けて飲む
(略式では1つの盃に3回に分けて入れ、3回に分けて飲み干す)

・飲むときに「一人これ飲めば一家苦しみなく、一家これ飲めば一里病なし」と唱える

年少者から年長者の順番で回し飲みするのは、
若者の活発な生気を年長者が飲み取るという意味合いと、毒見の名残だと言われているようです。
日本にはこんな風習があるんですね〜
勉強になりました。

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