偏差値28からの医学生

偏差値28だった医学生になった自分が、受験、医学勉強、雑学など書いていくブログです。

医学史

現在のイラクの辺りに、
4大文明の1つ、
メソポタミア文明は栄えました。

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古代メソポタミア文明といえば、
目には目を、歯には歯を
で有名なハンムラビ法典
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ハンムラビ法典は
紀元前18世紀のもので、
当時の法律や掟が記されています。
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そのハンムラビ法典の中には

医者が治療に失敗したとき
その両手を切り落とす

といった規定があります。

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き、厳しすぎる、、、
やっぱり医療職の責任って重いんだなぁ。



古代メソポタミア医学の診断法として、
肝臓占い」というものがあります。


生贄にした動物から
肝臓を取り出し
それを占うことで
患者の病気の診断していました。
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そんな方法で正しく診断できるのだろうか…
両手切断される気しかしない…


ちなみに
古代メソポタミア医学は
肝臓占いや悪魔論といった非科学的なものが含まれている一方で、
外傷や骨折の治療
白内障の外科手術
も行われていたようです。

★他の医療道具に関する記事はこちら!

麻酔無しの手術を行っていた19世紀

http://nanoe7medic.com/archives/16164876.html




新生児仮死の評価で用いられるApgarスコア

  • Appearance - 皮膚の色
  • Pulse - 心拍数
  • Grimace - 刺激に対する反応
  • Activity - 活動性
  • Respiration - 呼吸数

生後1分と5分に、上記の5つの評価基準について0点から2点の3段階で点数付けをし、合計点で判定します。


このApgarスコアの発案者は、

ヴァージニア・アプガー
(Virginia Apgar)

という女性の小児科医です。
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僕は「Apgarスコア」を学んでからしばらくはそれが発案者の名前になぞらえたものとは知りませんでした笑

また、女性だということを知り驚いたので記事にしました。

「死の需要」キューブラー・ロスも女性医師という記事も書いたので、そちらも読んでみてください。↓

末期的な病気で死に向かう人々は
1.否認
2.怒り
3.取り引き
4.抑うつ
5.受容
の5段階を経て死に至る

という「死の受容」プロセスと
その提唱者キューブラー・ロスの名前
多くの医療系の方が知っていると思います。

そんなキューブラー・ロスのフルネームは、
エリザベス・キューブラー・ロス
(Elisabeth Kübler-Ross)といい
女性の精神科医です。
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僕は「キューブラー・ロスの死の受容」を学んでから数年間、キューブラー氏を男性だと思い込んでいました笑

この前、女性だということを知り驚いたので記事にしました。

(僕以外に男性だと思い込んでいた人はいるのかなぁ)

痛みとったり、意識をなくすことで患者の負担を減らし、医療行為を円滑に進めることを可能にする麻酔。
現代医療に欠かせないものですよね。

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麻酔無しの手術って考えられますか?


麻酔の歴史

世界初の全身麻酔は、1804年江戸時代の日本で成功しています。
華岡青洲という外科医が、薬草から作った「通仙散」という麻酔薬で乳癌摘出をしたという記録が残っています。

ちなみに通仙散の成分はアトロピンです。
(薬理学のテストに出た苦い思い出)



しかし、当時の日本は鎖国中で「通仙散」は世界に伝わりませんでした。



「通仙散」の誕生から約40年後の1846年エーテルが外科手術に使われるようになり、その後クロロホルムなど様々な全身麻酔薬が誕生していきました。

局所麻酔の歴史は1884年コカインが使われるようになってから始まっています。



麻酔発明前の手術

つまり、世界的には1846年まで手術を麻酔無しで行ってきたということですよね...


170年前ってそんな昔って訳じゃありませんよね...


麻酔無しで行われる手術は、激痛で暴れる患者を大人数で押さえつけて外科医が素早く行うという何とも恐ろしい手術。
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麻酔なしで足切断とかS〇Wじゃん、、、



白内障の治療は、針で目を刺し水晶体を脱臼させるという治療を行っていました。麻酔無しで。
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うわあぁぁぁ!!!!




19世紀の手術を受けた患者の死亡率は80%以上と言われています。
無麻酔衛生観念の欠落、術式が確立されていなかったなどが原因で、術後ショック、出血多量、感染症などで大多数の患者がなくなりました。



虫垂炎をはじめとした内臓系の疾患とかの手術なんて考えられもしないし、
19世紀以前ってバンバン戦争やりまくってた時期ですよね、、
負傷兵とか地獄だ、、、






「江戸時代に生まれたかった~」「中世ヨーロッパでのんびり暮らしたかった〜」と考えたこともありましたが、医療技術を考えると現代最高


そんな現代の医療は最先端すぎて、
うんち💩を移植する
段階まで来ています。




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