NanoMedic

偏差値28だった医学生になった自分が、受験、医学勉強、雑学など書いていくブログです。

ポリクリ

医学生が必ず経験するポリクリ

医学部ではない方や、医学部低学年の方はポリクリに関して詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。

この記事では、ポリクリとは何なのかを分かりやすく解説します。



※今後もこの記事は随時更新していきます!

  • ポリクリとは?
  • 名前の由来と略
  • ポリクリの内容
  • ポリクリの持ち物
  • ポリクリは大変?


記事の信頼性
医学部に在籍している私は実際にポリクリを行ってきました。経験に基づいて記事を書いています。

  • ポリクリとは?
ポリクリとは、医学病院で複数の診療科を周って行われる臨床実習のことです。

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大学によって時期は異なりますが、CBTOSCEに合格後のだいたい4年生の後半から6年生の初めまで行われます。


大学によってはこの実習のことをポリクリではなく、クリクラ(クリニカルクラーシップ)BSL(ベッドサイドラーニング)とも呼ばれています。



  • 名前の由来や略

ポリクリという言葉の由来は、

ドイツ語のPoliklinik(外来診療所)からきていると言われています。


ボリクリンク →    ポリクリ

と略されたようです。


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  • ポリクリの内容


ポリクリは、医学生が医師になるために、患者さんを通して病気や医療についての理解を深めていくものです


数人で班を作り、それぞれの診療科を24週間でローテーションしていきます。


外来見学、手術見学、病棟実習、カンファレンスなどを通じて、周っている科に関する勉強をしていきます。


●外来見学

指導医の外来診療の後ろで外来の患者さんの診察を見学します。

指導医が診る前に、学生が患者さんから基本的な事を問診させて頂く科もあります。

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●病棟実習

入院患者の治療について学びます。

担当する患者さんを割り当てられ、その患者さんを通じて治療や入院管理についてまなびます。

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●手術見学

手術を見学し外科治療を学びます。

術野外から手術を見学したり、指導医とともに術野に入って軽いお手伝いをしながら手術を見学します。

手術見学についてこちらで詳しく書いてあります↓

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  • ポリクリの持ち物

ポリクリの持ち物は大学によって大きく異なります。
大学の規則に従いましょう。
こちらではあると便利な持ち物を紹介しています。


  • ポリクリは大変?
「ポリクリがきつい」「ポリクリはつらいよ」などと言われることが非常に多いポリク。

ポリクリのどんなことが大変なのかはこちらで解説していきます。

ポリクリで外科を回っているとメインの実習となるのが手術見学です。


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外科医の先生方の素晴らしい手技や、オペチームの高いチームワークを見学できる貴重な実習です。

僕自身、実際に手術を生で見ることで、多くのことを学べました。


しかし、ポリクリをしていると
「手術見学きっっっつ!!」
と数多く聞きますし、僕自身も何度も口にしました。


この記事では、手術見学が大変な理由を以下の3つに絞って書いていきます。


・見学時間が長い
・足腰が痛くなる
・ご飯が食べられないことがある

そもそもポリクリってなんだって人はコチラ!



★見学時間が長い
多くの学生がオペ見学を苦手とする理由に、
見学時間が長いという事があります。

中には2〜3時間で終わる手術もありますが、多くの場合が5時間以上の長時間の手術になります。

僕は朝から深夜まである手術を見学させて頂く大変ありがたい機会に数回恵まれました。


外科に興味がある学生の中には、長時間オペでも全く苦にならないという方もいますが、多くの学生は大変な思いをします。

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先生が解説してくれたり、話しかけてくれる科は勉強になり、比較的早く時間が過ぎます。
しかし、無言で黙々とオペが進んだりする科では、時計の針が止まったような感覚に陥ります。


術野外で見学する場合は、壁際にいると術野がなかなか見にくいこともあり「学生いる意味ある!?!?」と心の中で何度も叫ぶことになります。


対策としては、先生に積極的に質問や話しかけて時間感覚を狂わせましょう。
先生が寡黙なタイプの場合は、諦めましょう。
時には諦めも大事です。

★ 足腰が痛くなる
手術見学できついと感じる大きな要因の1つに、長時間立ちっぱなしによる足腰の痛みがあります。

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オペ見学は、同じ姿勢で長時間立ちっぱなしになります。

そうなると、足腰の痛みは必発です。

足の裏、足首、ふくらはぎ、太もも、腰に痛みを抱えながら手術を見学する事になります。

腰痛持ちの方は特に辛い時間になります。

僕も、オペ見学が始まってすぐに足腰の痛みに悩まされて、履き心地の優れたスニーカーや靴下をわざわざ買いました。
しかし、対策をしても長時間の手術では足腰の痛みは出てきます。
生理的反応はお金では抑えられないことを学びました。

約2年間のポリクリを通じて僕の椎間板に一生癒えないダメージが残りました。


前述のように、解説がなく無言で黙々とオペが進んだりする科では、ただ足腰の痛みと闘う時間になります。

僕は「自分はMだ。この痛みは気持ちいいはずだ」と最終的には自己暗示をしてこの苦しみを凌いでいました。
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対策としては、身体が慣れるのを待ちましょう。
足腰の痛みが限界を超えると、じんわりと暖かい感覚が広がっていきます。
その境地に達すれば、後は快感です。


★ご飯が食べられない
オペ中にお昼ご飯が食べられないことが地味に苦痛となります。

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大半の場合は、指導医の方が「お昼に行っておいで」と言って下さるのでお昼ご飯を食べることができます。

しかし、「俺達も食べられないんだから学生も同じだろ」派の指導医についている場合や、
指導医の方が学生の存在をすっかり忘れている場合はお昼抜きになります。


その場合は、12時ごろになると手術室内の時計をチラチラ見ながら「お昼に行っておいで」待ちが始まります


特に術野に入って見学している場合では、こっそり抜け出して食べに行くことも出来ないので、白目を剥きながら手術見学を続けることになります。


対策は、先生に昼ご飯食べに行っていいか聞けるメンタルを持ちましょう。
それが出来ないなら、朝ご飯をたくさん食べましょう。



他のポリクリの記事はこちら


ポリクリのあるあるを書いてみました。

今後も更新していく予定です。


「ポリクリって何?」って人はこちら



「こんなあるあるもあるよ〜」、「これはないんじゃない?」みたいなことがあったらコメント•DMお願いします。


指導医編

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・まだ学生なのに「先生」と呼ばれることに戸惑いを隠せない
申し訳ない気持ちになる


・「5時まで待機で」
帰らせてくれ


・「帰っててよかったのに」「まだ帰ってなかったの?」
「待機で」って言いましたよね?(真顔)


・集合時間に焦って行くと先生が来ていない
ありがたい

・貸したペンが高確率で返ってこない

「ペン貸して」と指導医に言われることがしばしばあるが、そのペンとの今生の別れになることも。

製薬会社説明会でもらったペンを生け贄用として持っとくと吉。

・レポートの添削が日本語の書き方まで添削され始める 
心おれる

・添削されて添削通り直して持っていったら、そこをまた添削される
???
お前は誰と戦っているんだ?

・クルズスが短い先生ほど良い人と言われる
悲しい事実


・教授回診が異常に早い教授がいる
ありがたい




外来見学編

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・患者の方を一切見ずに、ずっとカルテ記入をする先生が本当に実在する
怖い先生なのかと思ったら、学生には優しかったりする

・理論武装してくる患者が本当に実在する
患者が診察室から出た後の先生のコメントに期待


・「あ、この患者さん学生NGだから外で待ってて」
喜んで出ていく

・世の中にこういう人もいるんだなぁと毎回感じる
社会勉強

・患者さんが診察室から出ると始まるプチ口頭試問
診察中にヒントはないかと必死になって聞く、調べまくる






手術見学編
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・眠気・足腰の痛みとの闘い
「あ、これ耐え切れないから外科医無理だわ」と外科医へのあこがれが崩れていくのをかんじる

・長時間苦痛に耐えながら立っていると、急に楽になる瞬間が来る
ランナーズ・ハイ的な

・術野に入る方がまだ楽
術野の外からの見学は見えないこともあって暇

・清潔操作ミスってオペ看さんに怒られる
看護師さん怖い、先生よりも怖い



ポリクリ生編
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・班が決まった瞬間の「あの班、終わったな」感
薄ら笑い浮かべながらその班を見ている奴がいる

・同期との会話で「今、何科?」
「指導医誰?」もよくある



・糸びの練習の残りがいたるところにある
切って片づけるの大変


・医療用携帯がなると周囲のポリクリ生がビクッ!となる
いたずらで同期にかけだす奴が現れる


・お爺さん教授のことをカワイイと言い出す女子
マジで言ってるのか?


・胸ポケットに製薬会社のボールペンが増えていく


・先に科を回ってる同期が先輩風吹かせてくる
「あの先生そういうところがあるからなぁ〜」

「え、指導医が〇〇?お疲れさんwww」みたいな事を言ってくる

自分も次の班に先輩風吹かす









ポリクリ実習中の

先生とのコミュニケーション

の取り方、苦手な人も多いですよね。
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僕の同期に
先生とのコミュニケーションを
とても上手にとっている人がいるので、
コツを聞いてみました!

「ポリクリって何?」って人はコチラ




★「さしすせそ」の五原則
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同期曰く、まずは「さしすせそ」を完璧にしろとのことです。

  流石ですね!

手技とか知識量とか褒めろ!

知りませんでした!

分からない時はちゃんと言え!

すごいですね!

手技とか知識量とか褒めろ!(2回目)

折角ですが時間が...

帰宅時間に何か誘われたら断れ!

そうなんですね!

手技とか知(以下略)


とりあえず褒めろとのことです。
皆さん、やってみてください。
僕は出来ませんでした。

★実習に関係するものはこちら!

ポリクリ・クリクラ(臨床実習)を行っているときに、
持っていてよかったもの」「あると便利なもの」をまとめてみました。


「ポリクリって何?」って人はこちら




ポリクリ中に持ち歩く物を考えるとき、手荷物が多いと不便なので、
白衣のポケットに入る
というコンパクトさが重要です。




・USBメモリー(スマホ対応)
ポリクリをしていると、担当患者に関するレポートを提出することが多々あります。
レポートを先生にチェックしてもらうときに、元データがあるとその場で修正することができたり、対応がすぐにできます。

また、レポートを書くときに必要な参考文献のデータを先生が下さる時や、友人との資料共有の時にあると非常に便利です。

iPhone・iPad対応USBを使うと用途の幅が広がりさらに便利!




・iPad
回診中や外来見学中にわからなくなったところをサッと調べたり、クルズス(少人数授業)の時にノート変わり使えます。

スマホで調べればいいじゃん」と僕も思っていましたが、スマホで調べているとスマホを弄ってるめちゃくちゃ態度の悪い奴と誤解され怒られたりすることあります。(特に年配の先生に多い気が...)

しかし、iPadで調べていると「もうそんなハイテクな時代なのね」と許してもらえます。

また、自炊した参考書のデータを入れればWi-Fiのない環境でもサクサク調べものができます。

メモを取る時もiPadを使えば、文字検索でどこに何を書いたか直ぐに分かるので便利ですよ。



白衣によってポケットの大きさは違いますが、僕の大学で採用している白衣はiPad(第6世代)がちょうど入る大きさです。

iPad miniの方がコンパクトで持ち運びがしやすいので、ポリクリの持ち運び用に購入するならminiの方がいいと思います。

僕は普段の勉強用にもタブレットをフルに使いたかったので、iPadにしています。

最近、新型のiPadが発売されたので第6世代が値引きされてだいぶお得



・胸ポケットペンケース
白衣の胸ポケットにボールペンを入れる方が多いと思いますが、
芯を出しっぱなしで胸ポケットにしまおうとにして胸元に黒い線を残しちゃったりすることが時々あります。

ボールペンの汚れはなかなか消えないので、白衣を汚したくない方におすすめします。




・ボールペン(2本目)
ボールペンを2本以上持ち歩いた方が僕はいいと思います。

先生に貸してと頼まれたり、予備用として持っておくと便利ですね。


あとお気に入りのボールペンとは別に、どうでもいいボールペンを持っていた方がいいかもしれません。
僕の話ですが、回診中に先生にボールペンを貸したら、そのボールペンを使って患者さんのバビンスキー反射を試されたからです(笑)
めったにないことだと思いますが、こういう時のことも想定しておすすめします。


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