偏差値28からの医学生

偏差値28だった医学生になった自分が、受験、医学勉強、雑学など書いていくブログです。

医学勉強メモ

このページでは妊娠中の検査について書いていきます。

妊娠中の検査と言えば主にこの3つ

1.超音波(全期間)

2.胎児心拍数陣痛図(妊娠後期~分娩中)

3.羊水検査

まずは、この3つのポイントをざっくり



<超音波>
超音波は妊娠初期~分娩時まで行います。

・正常妊娠の確認

・妊娠週数&発育

CRL(頭殿長)

BPD(児頭大横径)

大腿骨長

・羊水量 
AFI:5~24
羊水ポケット:2~8

血流測定

臍動脈

中大脳動脈

胎児機能不全or胎盤機能不全

→抵抗係数

貧血など

→血流再分配

(重要臓器に血流を集中=重要臓器の血管抵抗)

→抵抗係数





<胎児心拍数陣痛図:CTG>

正常

(全てを満たした場合)

基線が110~160bpm

基線細変動

一過性頻脈有り(32週以降)

一過性徐脈無し



CTGを使ったものにNSTとCSTがあります
NSTはノン・ストレス・テスト
CSTはコンストラクション・ストレス・テストです

NST

CST

子宮収縮ない

オキシトシンなどで

人工的に子宮収縮

一過性頻脈があればOK

徐脈がある場合は

詳しく検査

禁忌無し

切迫早産

前置胎盤などは禁忌





<羊水検査>
診断的と治療的に分かれています。

・診断的
染色体異常、感染症、溶血性貧血、胎児肺成熟度

・治療的
羊水除去(←双胎間輸血症候群、羊水過多)


~~~~~~~~~~~~~~~


分娩陣痛開始、過期妊娠、ハイリスク妊婦には

NSTを行い
胎児状態が良好ならば経過観察です。

胎児状態が悪い場合は、
CSTやBPSなどでさらに検査をしていきます。

子宮脱についてです。

主に高齢の女性にみられる婦人科疾患ですね。
徐々に子宮が膣の方に降りて行って、違和感尿関連の症状が出てくる、
徐々に進行する慢性的な疾患ですね。

ちゃんと勉強するまで、急にバンッって子宮が膣から飛び出て、
大混乱みたいな急性のイメージを僕は持っていました(笑)

「膣から球みたいのが出てる」のような主訴でやってくることが多いようです。



原因

加齢・出産

子宮支帯(基靱帯など)

骨盤底筋群(肛門挙筋など)

のゆるみ

症状

排尿障害(困難、失禁)

乾燥→出血

治療

★保存的

・骨盤底筋体操

・ペッサリー挿入

★手術



ここでは産婦人科で使う薬を書いていきます。
勉強の進捗状況に応じて随時更新します。




目次
・ポリクリで最低限知っとくべき
・国試用





<ポリクリで最低限知っとくべき>

★クロザリル(一般名:クロザピン)
イメージは、原点かつ最強、そして最凶
(↑厨二感あって好き)

非定型抗精神病薬として、一番最初に作られ、とても強い薬で、副作用も強いんです。
無顆粒球症がヤバくて販売停止になった過去もある薬です。
現在は、厳しい管理の下使われる、統合失調症に対する最終手段です。

・非定型抗精神病薬

・「治療抵抗性」統合失調症に効く唯一の薬

適応

他の薬が効かない

他の薬を持続できない(副作用などで)

副作用

 

 

★重大

白血球減少

(→無顆粒球症)

・初期におこりやすい

易感染

高血糖

糖尿病

糖尿病性ケトアシドーシス

糖尿病性昏睡

心負荷

 

てんかん

 

★一般的

・よだれ過多

・便秘

・傾眠

・発熱

 その他

投与時は必ず入院



医学勉強の全体図はこちら

ここでは産婦人科で使う薬を書いていきます。
勉強の進捗状況に応じて随時更新します。



目次
・ポリクリで最低限知っとくべき3つ
・国試用




<ポリクリで最低限知っとくべきつ>

産婦人科ポリクリで登場回数が多かった3つ、
口頭試問で問われやすいその特徴です。

ウテメリン、マグセント、フラジール

の3つです。


ウテメリン
子宮収縮抑制剤です。
主に切迫早産、切迫流産の時に使います。

一般名 塩酸リトドリン
機序 β刺激薬(特にβ2)

β2以外の受容体の副作用に注意

β1

・頻脈

・肺水腫

β3

・高血糖


マグセント
これも子宮収縮抑制剤です。
ウテメリンが使えないときに使っているイメージ(第二選択薬的な)。

一般名 硫酸マグネシウム

機序 平滑筋においてMgによるCaに対する拮抗

副作用

心機能抑制

呼吸抑制


フラジール
膣内の菌を殺すときに使います。膣錠。

一般名 メトロニダゾール
機序 DNA切断




切迫早産・流産の人がとても多かったので、この3つはよく見たり聞いたりしていました。
毎回カンファレンスでは必ず一回は耳にすると思います。
まあ僕の場合は、この3つを知っておけば大丈夫でした。


<国試用>
〜更新中〜



常位胎盤早期剝離は妊婦、胎児共に超ヤバイ状況です。

妊娠中・分娩経過中に先に胎盤が剥がれてしまっている状況のことを指します。

主な原因はHDP(妊娠高血圧症候群)、腹部外傷
などです。


症状

急激な腹痛 

腹壁の板状硬

ですね〜


妊婦さんで、特にHDPの妊婦さんが、急激な腹痛を訴えたら、この常位胎盤早期剝離の可能性は必ず考えます。


何が危険かと言うと、

 

少量の外出血&大量の内出血

母体:ショック、DIC

胎児:胎盤機能不全(→胎児死亡)


といった状態になることなんですね〜




診断としては、


胎児心拍数モニタリング:遅発一過性徐脈

超音波:胎盤後血種

血液:貧血、DICの所見


で診断します。


治療

急速遂娩(緊急CS、吸引分娩)

・DIC、ショックに対する治療


漫画のコウノドリを読んだら、イメージが持てると思います〜




カテゴリ[医学勉強メモ]では、
僕がざっくり学習した事をざっくり書いていきます。
訂正・意見があればコメントまでよろしくお願いします。


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