偏差値28からの医学生

偏差値28だった医学生になった自分が、受験、医学勉強、雑学など書いていくブログです。

医学部の勉強

統合失調症の薬物治療は、中脳皮質系、辺縁系、黒質線条体、下垂体系がドパミンとどのような関わりがあるかを知っていれば、理解が進むと思います。
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<薬物治療>

★定型抗精神病薬

非定型に比べると古く、副作用大

例:ハロペリドール

機序:ドパミン受容体阻害


効果:陽性症状↓


副作用:

陰性症状悪化

黒質線条体:錐体外路症状

下垂体系:高PRL血症 


ドパミン受容体阻害薬なので、
ドパミン↑の中脳辺縁系に効いて陽性症状を抑えます。
しかし、もともとドパミン↓の中脳皮質系にも効いて陰性症状悪化。
錐体外路症状や、ドパミンがPRLを抑制している下垂体に効いて高PRL血症を起こしてしまいます。


★非定型抗精神病薬

定型に比べると新しく、副作用は小さい

⇒第一選択

例:

リスペリドン(副作用:高PRL血症)

オランザピン(副作用:DM)

機序: 
様々な受容体に作用


<その他>

心理教育

病識を持たせる

電気けいれん療法

昏迷・興奮に対して

強制入院

 


今回は、統合失調症について書いてきます。
精神疾患のメインの一つですね。

ポリクリで精神科を回っていると必ず遭遇します。


原因

脳内ドパミン神経の異常(ドパミン仮説)

中脳皮質系:ドパミン↓ ⇒ 陰性症状

中脳辺縁系:ドパミン↑ ⇒ 陽性症状

症状 

<三大症状>

陰性症状(本来あるものがない:意欲喪失)

陽性症状(本来ないものがある:幻聴)

認知機能障害

<以下のうち2つが6か月以上>

①妄想

②幻覚幻聴

③連合弛緩(言ってることが意味不)

④緊張病症状(昏迷など)

⑤陰性症状



統合失調症は様々な異常が現れます。

思考、知覚、感情、意欲に分けて異常を考えると理解しやすいと思います。

★思考の異常
・内容の異常

一次妄想

(根拠ない)

妄想気分:「世界が終わる気がする」

妄想知覚:知覚したものに勝手に意味づけ「黒猫見た(現実)から世界が終わる」

妄想着想:思い付きを事実とする「...( ゚д゚)ハッ!俺はキリストの生まれ変わりだ」

二次妄想

(根拠ありそう、

ある程度理解できる)

誇大妄想:「私は神の力を持っている」

被害妄想:「財布盗まれた」



・過程の異常

(論理的に考えられず、言ってることが意味不)

連合弛緩<破裂思考<言葉のサラダ(意味不順)

思考の途絶


・体験様式の異常

(体験様式…自分が能動的に思考・行動しているという自覚)

(周囲との境界{バリア}がなくなった状態)

考想伝播:「考えが伝わる」

思考吹入:「あいつが殺せと思考を送ってきた」

思考奪取:「あいつに思考を盗られて何も考えられん」



★知覚の異常
幻覚・幻聴


★感情の異常

自閉的

感覚鈍麻:無関心、無感覚

両価性:アンビバレントな価値観「これは好きだけど嫌い」




★意欲の異常
緊張病性昏迷:脱走とか意味不な行動をしちゃう

破水とは、胎児を包んでいる卵膜が破れ、羊水が出てくることです。

破水と言っても、前期破水、高位破水などあって混乱しますよね。

場所と時期に分けて考えると理解しやすいと思います。

★場所

子宮上部

高位破水

子宮口周辺

完全破水

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★時期

~陣痛

前期破水

陣痛~子宮口全開

早期破水

子宮口全開~

適時破水


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高位破水では、羊水が流出が比較的少なく妊娠継続は可能ですが、
細菌感染を起こすことがあるので治療は必要です。

このページでは帝王切開に関することを書いていきます。
他の項目をご覧になりたい場合は、
カテゴリの「全体図」から「医学勉強メモ全体図」を開くか、
カテゴリの「医学勉強メモ」で各項目をご覧ください。
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帝王切開は、ポリクリなどで必ず1度は経験するはずです。
現場ではカイザーと呼ばれることが多かったです。




帝王切開はドイツ語で「Kaiserschnitt」と言います。
もともと「切る」という「Kaiser」を「皇帝」と誤訳したことから、
「帝王切開」という日本語ができた、という説が有力です。


現在は、パンツのラインを横に切開して行うのがオーソドックスです。
パンツのラインなら水着を着た時でも隠せるので、術後の見栄えがいいですよね。



緊急時などでは正中切開で行うようです。
正中切開の方が、視野が広くもてるからです。


適応は、
胎児側の要因と、母体側の要因で分けた方が覚えやすいと思います。


〈予定帝王切開〉

赤ちゃん

母親

骨盤位

双胎

・児頭骨盤不均衡

・心疾患

前置胎盤

・帝王切開の既往

・子宮手術の既往

・感染症

 

 

〈緊急帝王切開〉

赤ちゃん

母親

・心拍異常

・分娩停止・遷延

・HDP

・臍帯脱出

・常位胎盤早期剝離

・週数早い前期破水


ちなみに、骨盤位の事を「ベッケン」と医療用語で言います。
なので、骨盤位が理由の帝王切開の事を「ベッケンカイザー」と医師の先生方は言ってました。

ブリーフィングで「ベッケンカイザー」を最初に聞いた時、「別件の帝王切開? VIP患者さんなのか?」と思っていました笑

このページでは妊娠中の検査について書いていきます。

妊娠中の検査と言えば主にこの3つ

1.超音波(全期間)

2.胎児心拍数陣痛図(妊娠後期~分娩中)

3.羊水検査

まずは、この3つのポイントをざっくり



<超音波>
超音波は妊娠初期~分娩時まで行います。

・正常妊娠の確認

・妊娠週数&発育

CRL(頭殿長)

BPD(児頭大横径)

大腿骨長

・羊水量 
AFI:5~24
羊水ポケット:2~8

血流測定

臍動脈

中大脳動脈

胎児機能不全or胎盤機能不全

→抵抗係数

貧血など

→血流再分配

(重要臓器に血流を集中=重要臓器の血管抵抗)

→抵抗係数





<胎児心拍数陣痛図:CTG>

正常

(全てを満たした場合)

基線が110~160bpm

基線細変動

一過性頻脈有り(32週以降)

一過性徐脈無し



CTGを使ったものにNSTとCSTがあります
NSTはノン・ストレス・テスト
CSTはコンストラクション・ストレス・テストです

NST

CST

子宮収縮ない

オキシトシンなどで

人工的に子宮収縮

一過性頻脈があればOK

徐脈がある場合は

詳しく検査

禁忌無し

切迫早産

前置胎盤などは禁忌





<羊水検査>
診断的と治療的に分かれています。

・診断的
染色体異常、感染症、溶血性貧血、胎児肺成熟度

・治療的
羊水除去(←双胎間輸血症候群、羊水過多)


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分娩陣痛開始、過期妊娠、ハイリスク妊婦には

NSTを行い
胎児状態が良好ならば経過観察です。

胎児状態が悪い場合は、
CSTやBPSなどでさらに検査をしていきます。

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