偏差値28からの医学生

偏差値28だった医学生になった自分が、受験、医学勉強、雑学など書いていくブログです。

医学部の勉強

今回は、機能性頭痛に関して書いていきます。
特に、筋緊張型頭痛、片頭痛、偶発頭痛の3つに焦点を絞ります。

 

筋緊張型頭痛

原因

筋緊張が原因

好発

全年齢

症状

慢性持続性

主訴

両側

締め付けられるような痛み

特徴

夕方に増悪

運動時に軽快

治療

NSAIDs湿布や内服



片頭痛はセロトニンが関与していると考えられています。
セロトニンが大量に放出され、血管が収縮します。次に、セロトニンが枯渇すると、血管が拡張し、血管周囲の神経を刺激し、頭痛が起こると考えられています。

 

片頭痛

原因

血管拡張による神経圧迫

好発

若年女性

症状

発作性

月に1回など

主訴

片側

拍動

特徴

閃輝暗点

悪心嘔吐

治療

トリプタン内服or皮下注

〈予防〉

β遮断薬

カルシウム拮抗薬


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精神科をポリクリで回っていると必ず「DSM-5」「ICD-10」という言葉に出会います。

ざっくり言うと、疾患の分類と診断基準です。

下記では、それぞれもう少し詳しく書いています。


DSM
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Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disordersの略でDSMです
日本語では「精神障害の診断と統計マニュアル」になります。

アメリカ精神医学会によって出版された書籍で、精神障害の分類のための共通言語と標準的な基準が書かれています。

診断基準がしっかり決まってないと、精神疾患の患者を診断するときに医師によって診断が異なってしまいますよね~。
ポリクリでもDSMをつかって患者さんの疾患の診断をよくしました。



ICD

International Classification of Diseasesの略でICDです

日本語では「疾病及び関連保健問題の国際統計分類」になります。

世界保健機関(WHO)が死因や疾病の国際的な統計基準として公表している分類です。
(最新版は、2007年版のICD-10)
精神医学では、DSMと並び代表的な診断基準の一つとして使用されています。

死因や疾病の統計などに関する情報の国際的な比較や、医療機関における診療記録の管理などに活用されています。


電気痙攣療法は精神科の療法の一つです。

なんと1938年から行われています。

全身麻酔をした患者の頭部を電気で刺激することで、脳のけいれんを誘発し、脳の機能を回復させます。

適用患者

・うつ病(自殺の危険大) 
・統合失調症(難治性)
・パーキンソン病(末期)

などです。



副作用

・心血管系の障害
認知障害(記憶喪失)

などです。

補足
認知障害について

1/3の人に逆行性(術前の)健忘症が起きるといわれています。


今回は妊娠悪阻についてです。

悪阻(おそ)って読みます。
ポリクリで産婦人科を回っているとき、入院理由で一番多かった気がしました。




この妊娠悪阻は、妊娠初期におこります。

ざっくり言うと、
つわりが重症化したものです。

まず、妊娠5~15週につわりが起きます。

つわり

症状

5~15週

悪心・嘔吐

対処

少量頻回の食事


このつわりが重症で脱水飢餓状態になると妊娠悪阻となります。
つわりと妊娠悪阻を分ける明確な基準はありません。

妊娠悪阻

症状

脱水・食事困難

ケトン体(+)

治療

輸液(糖を含む)

ビタミンB₁を添加

(糖を入れるときはWernicke脳症予防)

その他

深部静脈血栓症に注意


糖が取れないとケトン体が出てきてしまいます。

脱水と糖不足を補うために糖を含む輸液をします。

糖を代謝する際にビタミンB₁を使うので、ビタミンB₁を添加することを忘れないように。
ビタミンB₁不足でWernicke脳症になってしまうからです。

統合失調症は昔から多くの精神科学者に研究され、
精神科学者の名前が付いた症状の分類が多いです。


今回は僕が口頭試問でよく問われた、
シュナイダーの1級症状とブロイラーの4Aについて書いていきます。


<シュナイダーの1級症状>

・一級症状

思考化声

自分の考えが他人の声として聞こえる


対話形式の幻聴

「あいつはバカだよねー」のように、自分についての会話が聞こえる


自己の行為を批判する声の幻聴

「食べるなデブ」など行為に批判的な声が聞こえる


身体への被影響体験

「頭に電気を流されていて脳が溶ける」など身体の異常な感覚が他人の影響だと考える


思考奪取とその他の思考への影響

「自分の考えが抜き取られてる」などと感じる


妄想知覚

「車のクラクションが鳴ったのは死ねということ」など知覚したことに特別な意味づけをする


感情、欲動、意思の領域でのさせられ体験、被影響体験

他者によって感情、欲動、意思が操作され、「させられている」と感じる


思考伝播

自分の考えていることが他者に伝わってしまうと感じる


・二級症状

統合失調症でみられるが、診断上それほど重要ではない症状(その他の幻覚、思考制止、観念奔逸、錯乱と困惑、強迫行為など)

 

<ブロイラーの4A>
統合失調症患者に必ず生じる症状です。

連合弛緩(思考障害)

感情障害(感情鈍麻)

アンビバレンス(両価性)

自閉


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