「大変」「きつい」「辛い」などと言われることが非常に多いポリクリ。


ポリクリの何が大変なのかこの記事では書きます。

ポリクリが大変な理由
  • 実力不足
  • 人間関係
  • 体力的に削られる
  • 拘束時間が長い

記事の信頼性
医学部に在籍している私は実際にポリクリを行ってきました。経験に基づいて記事を書いています。

「ポリクリとはなんなのか」についてはこちら





  • 実力不足

ポリクリをしていると、自分の実力不足を頻繁に実感します。

特にポリクリが始まったばかりの頃は、医学の知識がまだ乏しいので知識不足を感じることが多くあります。

image


質疑応答に答えらない
担当患者さんのプレゼンをした後に、指導医達から色々な質問されることがあります。
その時に、知識不足が原因で答えられずにモゴモゴとしてしまうことがあります。
指導医達に不勉強なことを責められて辛い思いをすることがあります。


指導医の話を理解できない
症例に関する説明をしてもらっても、なかなか理解できずに適当な相槌を打つマシーンと化すことも。



また、経験不足からつらい思いをすることも多々あります。


プレゼンがうまくできない
指導医達や教授の前で話すプレッシャーで場慣れをしていないため緊張します。
人前で話すことが苦手な人にとっては毎週の苦痛行事になります。


レポートの書き方が分からない
ポリクリが始まったばかりだと、レポートの書き方が分からず戸惑います。また、レポートの書き方の主義が指導医によっては違うこともあります。


カンファレンスの準備が大変
診療科によってはカンファレンスの時のプレゼンをしっかり熱烈強烈指導して下さる教授がいます。
その教授に目を付けられないようにするために、準備が大変です。







  • 人間関係が大変

 
実習班のメンバー、指導医、患者さん、コメディカルの方々との人間関係が大変だったという意見をよく聞きます。
短い期間で診療科が変わるので、ようやく慣れてきた頃にまた人間関係を構築し直すことを繰り返します。
このことに強くストレスを感じる学生も多くいます。


実習班
ポリクリ中は個人で動くこともありますが、殆どが実習班で行動します。
ストレスが溜まるポリクリ中は、普段なら許せる班員の行動がどうしても許せなくなったりしてしまいます。
ポリクリが始まる前は仲が良かった2人が、実習が終わる頃には犬猿の仲になっているという恐ろしいことも。
image




指導医
ポリクリ期間中に、指導医とのコミュニケーションで悩む事が必ずあります。
診療科ごとに変わる指導医の方々ですが、科によっては熱烈な指導をして下さる先生もいれば、放置プレイがお好きな先生もいます。
時には、学生のことを敵視している訳の分からない先生もいらっしゃるので、そんな指導医に割り振られた時は大変です。
一緒に昼食を食べに行く時や、実習以外の部分で先生方へ気を遣ったりしなくてはいけなかったり、気疲れすることもあります。


image

指導医とのコミュニケーションについてはこちらに書いてあります。

 患者さん
担当患者さんとの関係にも悩まさられる学生もいます。
こちらの勉強不足が原因で患者さんからの質問に答えられない時や、学生の立場で答えていいのか解りかねる質問をされた時の対応は難しいです。
また、患者さんとの日常会話の内容に困る学生もいます。

コメディカルの方々
コメディカルとの接し方が悩みどころだった学生もいます。
優しい看護師の方もいれば、ムニョムニョ〜なので、礼節をもって接しましょう。



・体力的に削られる

早朝集合手術見学試験勉強との兼ね合いなど体力的に削られることが多くあります。
体を壊してたら元も子もないので、それぞれ力の抜きどころを見極めましょう。


朝が早い
早朝からカンファレンスやクルズスがある診療科では、毎朝7時集合なんてことも。
「学生いる意味ある!?!?」と心の中で何度叫んだことか。
image



手術見学
長い手術時間、立ちっぱなし、足腰の痛み、昼ご飯抜きなどつらいことが沢山あります。
多くの学生がポリクリの中で手術見学が1番キツかったと言います。

手術見学で大変なことの3つとその対策について別の記事で書きました。


試験勉強
ポリクリを一生懸命に取り組むことも大事ですが、国試に向けての座学と両立させることも重要です。
しかし、ポリクリ中は実習やレポートに追われてなかなか自分の勉強の時間を確保できません。
大学の試験前は、深夜まで勉強してから、次の日早朝からポリクリに行っている学生もいるようです。
image


 


・拘束時間が長い
ポリクリ中に1番よく聞いた不満は「何のための分からない時間がある」でした。


謎の待ち時間
指導医がカルテを書いているのを後ろでひたすら待たされたり、次に何をするという指示がなく放置されることが多くあります。
「レポートを書いてきていいよ」など離席することの許可があればいいのですが、ただただ知らない患者さんのカルテを打ち込んでいるのを眺めたり時間が過ぎるのを待つ事になります。
そういう指導医に限って、質問したり自主的な行動をしようとすると強めの指導をして下さります。
長時間無駄な時間を過ごすことを苦痛に思う学生は多いです。
僕はiPadを持ち歩いていたので、その場で自習していました。

image





まとめ

これらのようにポリクリでは多くの辛いことが待っています。
短い期間で新しい診療科に移ってしまうので、環境の変化に弱い人にとっては苦痛に思うことが多々あるでしょう。

対策としては、時には肩の力を抜いて、今を楽しく過ごすにはどうすればいいかを考えることだと思います。
やる時は目の前の事に全力を注ぐ
やらない時はサボる事に全力を注ぐ