偏差値28からの医学生

偏差値28だった医学生になった自分が、受験、医学勉強、雑学など書いていくブログです。

以前、ERで実習をしていたら、

呼吸困難で真っ青になっている人、泡をふいて痙攣している人、交通外傷で血だらけの人などの対応で忙しくしている時に、


コンタクトレンズが取れなくなった


という理由で救急車で搬送されてきた人がいました。

先生たちも苦笑いしていましたが、あとで「こういった患者はよく来るのか」と聞いたところ

タクシー代わりに救急車を呼ぶ人

待ち時間が嫌だから救急車を呼ぶ人
が結構多いとのこと。

(忙しい状況を見てコンタクト取れなくてやってきた人も流石に気まずいと思ったのか、来た時はしてなかったのに目を手で押さえて重症感出してる様な気がしました笑)


救急車を不適切利用する人を減らす方法として有料化があります。

有料化について調べてみました。


目次
・年間救急車出動数・搬送数
・不適切利用の影響
・有料化すべきか
・有料化のメリット/デメリット
・有料化案
・自分の考え



年間救急車出動搬送数
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平成29年度の救急車による救急出動件数は634万2,147件(前年比で13万2,183件増、2.1%増)、
搬送人員は573万6,086人(前年比で11万4,868人増、2.0%増)でした。

(※参考 「総務省 平成30年度版 救急救助の現状」)


救急出動件数、搬送人員ともに過去最多で、救急車は5.0秒に1回出動していることになります。

高齢化に伴い、今後も救急車の利用は増え続ける見込みです。



不適切利用の影響
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不適切な救急車の利用は以前から問題になっています。

救急車の数は限られていて、不適切な理由の出動要請は本当に救急搬送を必要としている人の迅速な対応の妨げになります。


また、搬送不要な患者でも搬送されてきたら診察義務が発生するため、
医療スタッフの数は限られている中で(特に夜間)その対応しなければならず、重症な患者の診療の妨げ医療スタッフ・勤務医疲弊の要因の一つとなります。

不適切な救急車の利用の原因の一つとして、救急車が無料であることが挙げられます。


有料化すべきか

日経ビジネスが医師3879人にアンケートを行った結果、9割の医師は有料化を支持していることがわかりました。

回答した3879人の医師のうち、47.6%の医師が「救急車を要請した事案全てを有料化すべき」と答え、「搬入後に軽症と診断された場合は料金を請求すべき」とした39.0%を合わせると、約9割の医師が救急車の有料化を支持している実態が明らかになった。

(参考 https://business.nikkei.com/atcl/report/16/030200012/111600021/


海外の先進国の多くは救急車の利用が有料です。


海外の救急車が有料か無料かについて過去に書いたので↓をご覧ください


海外って救急車は無料?有料?


有料化メリット・デメリット

<メリット>
不適切な利用者が減る
不適切な利用をする大きな原因は「無料だから」という考え方。


無料タクシーがとして使ったり、無料で待ち時間が短くなるから救急車を呼ぶ人がいる。


予算軽減
1回の救急搬送でかかる費用は約4万5000円と言われており、1年で約573万人を搬送しているので大きな負担となっています。


しかも税金で賄われている。




<デメリット>
アクセス性の低下
節約家やお金がない人が重症なのに我慢して呼ばなくなる

逡巡することで重症化してしまう。逆に、お金を払っているからと開き直って乱用しまくる人が増える可能性も。

基準設定が難しい
倒れている人を第三者が見つけ救急車を呼んだ場合は誰が支払うのか。軽症者のみ有料化する場合は、軽症のラインをどこで引くか。などなど

大多数にとって迷惑
救急車を不適切に利用しているのは一部の人たちであり、圧倒的大多数の正しい利用をしている人たちまでに負担を強いることになってしまう。






有料化案
一律有料化
救急車を利用した場合、重症軽症関わらず一律有料化する方法です。
一部有料化のデメリットがなくなりますが、重症の患者でも有料になることで善意の利用者まで負担を強いることになってしまいます。

一部有料化
軽症と診断された場合に請求する方法などがあります。
救急車を正しく利用している人達には金銭的負担を強いることなく、不適切な利用者を減らすことができます。
しかし、軽症か否か判断する現場に圧力がかかる可能性があります。「軽症ってことにしろ!」と医者につめよる患者とか絶対にでてきますよね。重症か軽症か揉めている間に重症化してしまうかもしれません。
重症感出すために意地でも帰らずにベットを占領する人も出てきそうですよね。



自分の考え

僕は、「救急車を利用した場合は一律有料で、あらかじめ決めておいたいくつかの重症疾患に該当する場合や病院到着時に死亡している場合は、あとで役所で申請すれば返金対応する」制度がいいんじゃないかと考えています。

これ以上医療スタッフのボランティア精神に頼り続けるのと救急医療が崩壊してしまいます。
「無料タクシーだから~」とか「待ち時間短くなるから~」などの自己中心的な人たちを見ないふりをして、
性善説に頼り続けるのは限界ではないでしょうか。
少なくとも移動手段としての費用(3000円くらい)は請求すべきだと思います。
医療側に責任が問われるのと同様に、利用者側にも一定の責任を負わせるべきではありませんか?


不適切な救急車利用はしちゃダメだよと啓蒙活動をしていくことも大事ですよね。



テレビを見ていると

「△△の疑いで、自称会社員の○○○○容疑者を逮捕しました。」

と報道していましました。
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自称って、ニュース番組で犯罪を犯した人が逮捕された時によく聞きますよね〜


この自称って聞くと、胡散臭さが100倍になりませんか?
容疑者、無職なのに見栄張るために嘘ついてるだろ〜みたいな笑


でも時々、自称無職って報道されてる時があって、「なんじゃそりゃ〜、見栄張れてないだろ〜」ってなります


なぜ自称という言葉が使われるのか不思議に思ったので調べてみました。



<自称はまだ確認していない情報>

警察「仕事何やってんの?」
容疑者「俺はパイロットだ!」
警察「嘘つけ!」
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というやりとりが深夜2時とかに行われたとします。
時間帯や職種によっては、容疑者が言ってることが本当か確かめるのに時間がかかりますよね。

でも報道記者たちに情報を伝えなければならない、、、



こんな時に
「容疑者はこんなこと言ってるけど、まだ確認取れてないから自称ってことにしといてね〜」
という感じで自称が使われます。



つまり、報道の際に「自称」が使われるのは容疑者の言った情報の裏が取れてない時のようです。



なので、実際にその職業でも、確認が取れないうちは
「職業 自称〇〇」と報じられます。



職業の他にも、偽名を使った場合も、
免許証などで確認できない場合は
自称 福山雅治」みたいに報じられます。


52852481[1]


この人は、万引きで逮捕された際に、とっさに福山雅治と名乗ったようですね笑
そんなことしなければ全国ニュースで顔が晒されることもなかっただろうに、、、


先日、「新元号が発表された瞬間にうどんを食べる香川県民の箸が一瞬止まった」というくだらなくて面白いネットニュースを見ました。


香川県といえばうどん
というイメージを多くの人が持っていて、実際にうどん生産量ダントツNo.1の香川県。
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僕も香川県と聞いた瞬間にうどんのイメージが脳裏をよぎりますが、それと同時に「うどんばっか食べていて糖尿病大丈夫なの?」と疑問に思っていました。
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せっかくの機会なので、香川県の糖尿病および全国県別の糖尿病について調べてみました。



香川県はワースト常連
厚生労働省が発表した2017年人口動態統計月報年計によると、人口10万人に対する糖尿病死者数で香川県はワースト3位

過去にもワースト2位をとったり、例年ワーストの常連です。


香川県の糖尿病患者が多い理由の一つとして、やはり食生活が挙げられます。
香川県の人口1万人に対するうどん屋は5.92店で全国No.1
うどんを食べる際に、てんぷらおにぎりいなりずしといったサイドメニューを一緒に食べる人が多いようです。
早食いの習慣があり、副菜を食べないので食後血糖値の急激な上昇につながります。



摂取機会が多く、炭水化物on炭水化物、そして早食い、、、
か、身体に悪そ~


下の表が、県別の人口10万人に対する糖尿病死者数をワーストから並べたものです。
大都市圏は比較的少ないんですね~
                                                                                                                                                                                                                                                                                                
 11.2全  国
 19.8   
 19.1   
 16.9   
 16.3   
 15.1   
 15.1   
 14.9   
 14.3   
 14.2   
 14.0   
 13.6北 海 道
 13.4   
 13.3   
 13.2   
 13.2   
 13.2   
 13.2鹿 児 島
 13.0   
 13.0   
 12.7   
 12.6和 歌 山
 12.6   
 12.4   
 12.3   
 12.2   
 12.1   
 12.0   
 11.7   
 11.7   
 11.5   
 11.2   
 10.8   
 10.8   
 10.8   
 10.7   
 10.5   
 10.3   
 10.0   
 9.8   
 9.8   
 9.5   
 9.4   
 9.4   
 9.1   
 9.1   
 8.6   
 8.3神 奈 川
参考:平成29年(2017)人口動態統計月報年計

ポリクリ・クリクラ(臨床実習)を行っているときに、
持っていてよかったもの」「あると便利なもの」をまとめてみました。


ポリクリ中に持ち歩く物を考えるとき、手荷物が多いと不便なので、
白衣のポケットに入る
というコンパクトさが重要です。




・USBメモリー(スマホ対応)
ポリクリをしていると、担当患者に関するレポートを提出することが多々あります。
レポートを先生にチェックしてもらうときに、元データがあるとその場で修正することができたり、対応がすぐにできます。

また、レポートを書くときに必要な参考文献のデータを先生が下さる時や、友人との資料共有の時にあると非常に便利です。

iPhone・iPad対応USBを使うと用途の幅が広がりさらに便利!




・iPad
回診中や外来見学中にわからなくなったところをサッと調べたり、クルズス(少人数授業)の時にノート変わり使えます。

スマホで調べればいいじゃん」と僕も思っていましたが、スマホで調べているとスマホを弄ってるめちゃくちゃ態度の悪い奴と誤解され怒られたりすることあります。(特に年配の先生に多い気が...)

しかし、iPadで調べていると「もうそんなハイテクな時代なのね」と許してもらえます。

また、自炊した参考書のデータを入れればWi-Fiのない環境でもサクサク調べものができます。

メモを取る時もiPadを使えば、文字検索でどこに何を書いたか直ぐに分かるので便利ですよ。



白衣によってポケットの大きさは違いますが、僕の大学で採用している白衣はiPad(第6世代)がちょうど入る大きさです。

iPad miniの方がコンパクトで持ち運びがしやすいので、ポリクリの持ち運び用に購入するならminiの方がいいと思います。

僕は普段の勉強用にもタブレットをフルに使いたかったので、iPadにしています。

最近、新型のiPadが発売されたので第6世代が値引きされてだいぶお得



・胸ポケットペンケース
白衣の胸ポケットにボールペンを入れる方が多いと思いますが、
芯を出しっぱなしで胸ポケットにしまおうとにして胸元に黒い線を残しちゃったりすることが時々あります。

ボールペンの汚れはなかなか消えないので、白衣を汚したくない方におすすめします。




・ボールペン(2本目)
ボールペンを2本以上持ち歩いた方が僕はいいと思います。

先生に貸してと頼まれたり、予備用として持っておくと便利ですね。


あとお気に入りのボールペンとは別に、どうでもいいボールペンを持っていた方がいいかもしれません。
僕の話ですが、回診中に先生にボールペンを貸したら、そのボールペンを使って患者さんのバビンスキー反射を試されたからです(笑)
めったにないことだと思いますが、こういう時のことも想定しておすすめします。


ポリクリのあるあるを書いてみました。

今後も更新していく予定です。

「こんなあるあるもあるよ〜」、「これはないんじゃない?」みたいなことがあったらコメント•DMお願いします。


指導医編

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・まだ学生なのに「先生」と呼ばれることに戸惑いを隠せない
申し訳ない気持ちになる


・「5時まで待機で」
帰らせてくれ


・「帰っててよかったのに」「まだ帰ってなかったの?」
「待機で」って言いましたよね?(真顔)


・集合時間に焦って行くと先生が来ていない
ありがたい

・貸したペンが高確率で返ってこない

「ペン貸して」と指導医に言われることがしばしばあるが、そのペンとの今生の別れになることも。

製薬会社説明会でもらったペンを生け贄用として持っとくと吉。

・レポートの添削が日本語の書き方まで添削され始める 
心おれる

・添削されて添削通り直して持っていったら、そこをまた添削される
???
お前は誰と戦っているんだ?

・クルズスが短い先生ほど良い人と言われる
悲しい事実


・教授回診が異常に早い教授がいる
ありがたい




外来見学編

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・患者の方を一切見ずに、ずっとカルテ記入をする先生が本当に実在する
怖い先生なのかと思ったら、学生には優しかったりする

・理論武装してくる患者が本当に実在する
患者が診察室から出た後の先生のコメントに期待


・「あ、この患者さん学生NGだから外で待ってて」
喜んで出ていく

・世の中にこういう人もいるんだなぁと毎回感じる
社会勉強

・患者さんが診察室から出ると始まるプチ口頭試問
診察中にヒントはないかと必死になって聞く、調べまくる






手術見学編
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・眠気・足腰の痛みとの闘い
「あ、これ耐え切れないから外科医無理だわ」と外科医へのあこがれが崩れていくのをかんじる

・長時間苦痛に耐えながら立っていると、急に楽になる瞬間が来る
ランナーズ・ハイ的な

・術野に入る方がまだ楽
術野の外からの見学は見えないこともあって暇

・清潔操作ミスってオペ看さんに怒られる
看護師さん怖い、先生よりも怖い



ポリクリ生編
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・班が決まった瞬間の「あの班、終わったな」感
薄ら笑い浮かべながらその班を見ている奴がいる

・同期との会話で「今、何科?」
「指導医誰?」もよくある



・糸びの練習の残りがいたるところにある
切って片づけるの大変


・医療用携帯がなると周囲のポリクリ生がビクッ!となる
いたずらで同期にかけだす奴が現れる


・お爺さん教授のことをカワイイと言い出す女子
マジで言ってるのか?


・胸ポケットに製薬会社のボールペンが増えていく


・先に科を回ってる同期が先輩風吹かせてくる
「あの先生そういうところがあるからなぁ〜」

「え、指導医が〇〇?お疲れさんwww」みたいな事を言ってくる

自分も次の班に先輩風吹かす









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